ロストワックス鋳造品の寸法精度は、金型精度、ワックス及び鋳型材料の選択、作業工程の管理などにより向上させることができますが、 鋳造品の特性をよく見極めて、必要な箇所のみを限度公差とし他はできるだけ一般公差を用いるのが通例です。 限度公差の指定箇所が増せば、コストが増し、過剰品質はユーザーにとっても不利になります。
 また、鋳物と加工を合わせる事で、低コストで、精度の高い製品の製作が可能です。
 なお特例として当社では 20mm X 10mm 口径の導波管 ( 12GHz ) で ±0.05mm の実績もあります。
(イ) 寸法公差  LinearTolerance


表面粗さ
Surface  Roughness
6S〜18S (平均12S)
6S〜18S (12S on the average)

(二)複数形状の図面には、寸法測定のための
基準面の指示をお願い致します。
(ロ)平面度公差 Flatness Tolerance
(ハ)角度公差 Angular Tolerance